酒好きと鳥好きのオアシス「こつまみ酒場chiko」

酒好きと鳥好きのオアシス「こつまみ酒場chiko」

2018.03.03 | 編集部のひとりごと

編集部員きんちゃんです。

札幌っ子ならすぐわかる、すすきのの36号線を東へ。
創成川を越えた辺りは味なお店がひしめき合っている。
2017年9月にM’sイーストからこのエリアに移転してきた、「こつまみ酒場chiko」に行ってきました!

L字+ちょっとのカウンターは10席くらい、二人掛けのテーブルが2つ。気づけばすぐ満席になっている、こじんまりと心地のよいお店です。
ちょこっとずつそば猪口で出してくれるおつまみは、お気軽サイズながら一手間掛けた品々で、大人の1人飲みにも嬉しい。
「足りなければもう1ちょこ」と、ちょこちょこ足していけるのが魅力的。
ちょこちょこ言ってるけど、店の名前はちょこじゃない、チコです。
ちなみにこちらは立ち飲み屋など絶妙なサイズ感の味な店を展開するChoiグループです。
ちこ・ちょこ・ちょい。何かの3段活用か。

ちょこちょこ食べられるのが魅力といいながら、初っ端から6ちょこしちゃう。

本日は編集部の技術担当フナさんと伺ったので、『お好きなドリンク2杯とおまかせ3ちょこ盛り』x2セットをオーダー。
1人飲みじゃないんかい、という気持ちはそっとしまって下さい。
全部違う種類のおつまみを出してくれる優しさ。おつまみブッフェ。幸せすぎる。
エビマヨにたっぷりたらこ和えに煮卵、クリームチーズにナスの煮びたしに・・・
自分じゃちょっと面倒でこしらえないわという、外食の醍醐味もちゃんとあるのです。

ところで、キャパ以外にも、な〜んか心地いいなぁと思ったら。
大好きな鳥がいっぱいいるではないか。
独自の世界観に一役どころか主役並の存在感のトリ。

こんなところにも隠れてますからね。

ここにも、そこにも、トイレにも。
いろんな鳥が点在する。
ちなみに今日の店主のシャツにも鳥がいた。撮影したかったけど、シャイで言えなかった。
撮る方がシャイ。普通逆だろうけど。ほんと、よく取材とかしてるよな。
まるで鳥類博物館で飲んでいるかのよう、とまでは言わないまでも、鳥好きにはたまらない空間になっています。

個人的な趣味はさておき、伺った日は程よい人の流れがあって、常連さんの1人飲み多数、お初っぽい1人飲み、2人飲み、いろんなお客様がやってくる。そのどなたとも、スタンス変わらずおかん的にアットホームな雰囲気を持つ店主のぼちこさん。お店を包み込む見えない何かがある。これは包容力というものではないだろうか。
みんな彼女の作り出す雰囲気と、美味しい優しいつまみと、美味しい酒に惹かれて来てるのだな。1人で飲みに出かける時、これ3拍子揃ってるのって大きい。そういうの大事ですよね。

前日は会社の新年会で定山渓に行ってきたそうで、お土産をそっと出してくれました。

あ、ご当地的なじゃがりこも発見。(奥に見えるのは店長のぼちこさん)

口惜しいのは、気づいたら相方が土産のお菓子を全部食べてしまったこと。
最後にこれだけは!とキットカットは半分こしたけども。
1人だと自分のペースで味わえるんだよな、と新たな1人飲みの魅力にも気づくことができた。
今度は1人で来よう。

ちょっと1杯やりますか、というつもりで来たのに、気づけば終電を逃す。
小腹が空いてくればもう1ちょこ。
締めはキリッとどころじゃない辛さがしびれる山わさびたっぷりのタコ。

醤油を選べるというので、沢山の醤油を前に、今日イチでキャッキャするおっさんとおばさん。
それぞれ選んだ醤油の色が全然違う。超楽しかった。

「こつまみ酒場chiko」
場所:札幌市中央区南4条東2丁目36号線北側 たこキング並び
TEL:050-3418-0272
営業時間:18:00~26:00 日曜定休
席数:14席
喫煙可

あ、ここにもいた。い、癒されるー。

きんちゃん
きんちゃん
編集担当きんちゃん。年々酒が体に入っていかなくなって来たが、酒場の雰囲気とつまみが大好き。