夏だ、海だ、ジンギスカンだ。
2018.08.01 | ローカル酒場札幌ではなかなかない、真夏日が続く日々。
こういう時は無性に海に行きたくなります。
うかうかしてるうちにお盆が来て、海に入れる時期はすぐに終わってしまう。
と、いうことで仕事を早めに切り上げ、勢いで石狩の海に行って来ました。
炎天下は厳しいので、夕方に。
日が沈む様子を眺めながら、足だけ海につけ、波に打たれること2時間。
よく飽きなかったなと思う。
波打ち際に群れて泳ぐ魚は水面にふと降りた虫を逃さず、容赦無く捕食する。
蛾ぽいのも蜂っぽいのも。
なぜ拠り所のない海に向かうのだ、虫よ。
その程度しか変化のない、ただ静かな、海水浴場から少し距離を取った海が好きです。
本当は昼間っから海に入って泳ぎまくり、バーベキューをしてお酒を飲んでギラギラした夏も満喫したい。
しかし、そんな夏らしいアツい欲望をやり抜けるだろうか。体力にまったく自信がない。
体が心に語りかける、「やめておけ」と。
よし、晩ご飯は焼肉を食べに行こう。(ぬるめの欲望)
帰り道、なかなか訪れる機会がない麻生エリアを通ったので、思い出のジンギスカンを食べることに。
今回お邪魔したのは、
太好了(タイハーラ)麻生店
でございます。
今回はおひとりジンギに向けた下見ではありません。
思い出のジンギスカンを噛みしめる会です。
かれこれ、10年は前でしょうか。
姉がまだ市外へ嫁ぐ前、車をぶっ飛ばして一緒にここタイハーラへ来たものでした。
当時はまだ酒より肉!肉!肉!だったので、ジンジャーエールとジンギスカンがお決まり。
ありがたいことに、今日はアルコールを飲めない友人がドライバーなので、お酒もいただいちゃうよ。
まずハイボール!
タイハーラと言えばなんと言ってもジンギスカンです。
人気No.1から3まで、奇をてらうことなくオーダーすべし。
以前は「レアがおすすめなので焼き過ぎないように」と店員さんに言われたけれど、今日に至るまでに焼肉業界にはいろいろなことがありましたよね。
こんな張り紙に変わっていました。
レアでも食べることができた(過去形)ジンギスカン。
塩ジンギスカンは今も昔もよく焼いて食べるタイプです。
その昔、ずぼらな姉妹は塩ジンギスカンもレアでいいと思い込んでいて、結構な期間、レアで食べちゃってました。
ただ、塩タイプはしっかり焼いた方が肉質的にも美味しいので食べる際はどうかお間違いないように。
ここのジンギスカンは確かマトンなのですが。
お肉に臭みがなくってあっさりしていて何回もおかわりしたくなります。
海気分の延長で来たので、炭の七輪が嬉しい。しかも絶妙な火加減。
ホルモン燃えるでもなければ、赤身なかなか焼けないでもない。ノンストレス。
塩ホルモンも、見た目も味も綺麗で上品な感じ。臭みがないので食べやすいです。
ここは牛肉はサシが多めの印象なので、超赤身派としてはジンギスカンのおかわり一辺倒です。
脂身ウェルカムな方はサガリやカルビもどうぞ。
そして本当はチヂミが美味しいのを知っている。
でももうあの頃のようにはモリモリ食べられないのよ・・・
スッキリするレモンサワーと冷麺で締めて、大人になってしまった胃を気遣い、しっぽりと終了。
ボックス席が中心でカウンターはありませんが、ボックスひとりジンギもありな感じがするローカル感が魅力のお店です。
すすきのや円山にもお店があり、雰囲気やメニューがちょっとずつ違います。
私のオススメは麻生ですが、名物のジンギスカンはどこの店舗でも間違いなしなので、タイハーラのジンギスカンをまだご存知ない方はぜひ一度最寄りのタイハーラで味わってみていただきたい。
定休日:なし
TEL:011-756-8884
住所:北海道札幌市北区麻生町5-4-3 藤竹ビル1F
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