すすきのゼロ番地って知ってる?
2018.06.27 | ちょいとディープ休日は家に引きこもりがちな僕にとって1人飲みブログは外に出るいい機会なのです。
今回はどんなお店に行こうかな…
なんて考えながらすすきのをふらふらと探索してると少し懐かしい場所に行き着いた。
すすきのゼロ番地。
1階と2階は魚屋と八百屋が入っていてすすきのの飲食店さんは急きょ物が足りなくなるとここへ買いに行くんですよ。
前にいた和食屋の大将もたまに行ってたなぁ。
せっかくなのでゼロ番地の事を簡単にまとめてみます。
すすきのゼロ番地とは
すすきののほぼど真ん中にある『すすきのゼロ番地』は、昭和の面影をそのままに残す屋内型飲み屋街。
(平成産まれなので昭和を知らないけどね。)
起源を遡ると、大正11年に札幌第二公設廉売市場がこの場所に設置されたのが始まりで、当初は雑貨店や歯科、医院などが入っていたらしい。
昭和40年代に、現在のようなスナックや居酒屋などが集合した飲食店街「すすきのゼロ番地」が誕生た。
歴史のある場所なんだなぁ。
いい機会だしここで飲みますか。
約30店の居酒屋やスナックがずらり。
色々あるが時間が早いこともあり、あまり空いてるお店がない。
そんな中 引かれるお店を発見
1. 和み処 一意
この外見は旨い肴と旨い日本酒があるに違いないと期待に胸を膨らませ入店する事に。
入ってみると常連さんとおぼしき人がしっぽり飲んでました。落ち着いた店内は1人で飲むには丁度良さそう。
早速ビールを注文。お通しの奴も実に優しい味で一口で完食。
さて、なに食べようかな~
色々と気になるが白貝の西京焼きをチョイスしてみることに。
うん。間違いなかった。
西京味噌の甘さにキモの苦さがバッチリ合わさって大人な味。
これは日本酒を飲まなければ!
そんな使命感に駆り立てられました。しかし日本酒のメニューがない。
女将さんに伺ってみると、その人の好みに合わせて日本酒を選んでくれるそう。
では、女将さんのオススメを下さいと注文。
巌(いわお)特別純米
しっかりとした旨みとすこしの酸味。
旨い。ただただその一言。
ちびちび日本酒を飲みながら話していると
何と女将さんは利き酒しの資格を保有していて月1ペースで全国の酒蔵を回って日本酒を仕入れてるそう。
そりゃ旨い酒を選んでくれる訳だ!と納得。
もっとオススメのお酒を飲みたい所だが、ここでは一杯に我慢し2件目に行くことに。
女将さんにオススメを聞くと後輩が板長を勤めているお店がありそこに行くといいよと教えてくれた。
少し距離はあるが酔いざましがてら歩く事に。
2. 無花果(いちじく)
平日ながら個室は満席でわいわい盛り上がってる。1軒目の一意さんで紹介された事を伝えカウンター席に座る。
とりあえず日本酒を注文する事に。
大信州 純米吟醸(ボトルは出てこない式)
お通しは 鮭の南蛮漬けと無花果クリームチーズ。
南蛮漬けはサッパリとした味付けに程よい酢加減でもすごく食べやすい。
無花果は…ごめんなさい。
チーズが食べれなく残してしまった。でも間違いない組み合わせなのは知ってるので美味しいはず。
さて、気を取り直して刺し盛りを注文。
板長さんがいいとこ盛り合わせますね!と一言。
この一言が嬉しい。
(鮪、勘八、鮫鰈、花咲蟹、タコ)
どれも鮮度がよくうまい。特に花咲蟹はみそとあえていて濃厚。
本当にいいとこ盛ってくれたんだなぁ。
こりゃ酒が進む。
同じ日本酒をおかわりしもくもく飲み進める。
板長さんと一意の女将さんの関係は修行時代からだと言う。某寿司屋の女将を勤めていた一意の女将さんと修行中の板長さん。
何十年来の付き合いが今も続いてるなんて素敵な事だなぁ。
自分も人付き合いを大事にしていかないといけなとほろ酔いながらに感じた。
お酒も丁度よくなってきたので〆の一品。
握り寿司4貫盛り
(鮫鰈、活ホタテ、勘八、鮪)
鮪は写真を撮る前に食べてしまった。痛恨のミス…反省点です。
刺身と変わらずネタの鮮度は抜群。酢飯はサッパリとした味わいでシャリはコマな感じが丁度いい。
1日の〆にぴったりの味と量でした。
ご馳走さまです。
2軒とも美味しい肴と日本酒があり、初めてでも楽しめる空間でした。
これは2回目の訪問も近いなと感じた今日この頃でした。
定休日:日曜・祝日
TEL:090-2697-0884
住所:札幌市中央区南6条西4丁目 ススキノゼロ番地 B1F