絵になる空間でほろっと酔う
2018.10.30 | ローカル酒場札幌駅で打合せが19時頃に終了。
これはもう、一杯飲んで帰るしかない。
目的の店が満席でしょんぼりと札幌駅をしばしウォーキング。
人気なお店は平日だというのに店の前に何組かの待機客。
どうしようかなーと思いつつ、6階のステラダイニングへ。
今までずっと素通りしてきたけど、入ってみたかった「六鹿」へ。
最近、「むじか」と読むと知りました。「ろくしか」って思い込んでました。
一組待ってるお客さんがいたものの、店内を覗くと席はあるので片付けを待つことに。といってもすぐ座れました。1人ってカウンターの隙間に入れる可能性高いからいいよね。
ここは国産クラフトビールと日本ワイン、道産素材もいろいろ揃っています。
場所柄、観光客にも良いでしょうが、地元民も楽しめるようなひと工夫がされたメニューたち。
完全に女子の”好き”をわかってるお店です。
種類豊富なソーセージ、シャルキュトリー、道産チーズ、いろんな味のポテトチップス、さらにはタジン鍋まで。
気になるメニューがありすぎてクラクラする。そんなメニューを見てテンション上がり、ファーストオーダーにめちゃくちゃ時間がかかりました。
やっとの思いで、滝沢ワイナリー旅路スパークリングをオーダー。ワインはあまり飲みませんが泡があると途端にテンション上がるのはなぜでしょう。瓶内二次発酵の繊細な発泡ワイン、たまりません。
果実味があってとてもフルーティなのにすっきり辛口。とても美味しいです。
グラスの背が高くて慎重に飲まなくてはいけない。
カウンターテーブルには奥行きがあって1人の空間が広く感じます。
隣にお客さんがいても窮屈な感じはなく、程よい間隔で10席くらいの長いカウンターがあります。
奥は全く見えませんでした。二人組のお客さんは奥に吸い込まれていったのでテーブル席でしょう。
おつまみ到着。「ブロッコリーのペペロンチーノ」
冷製タイプでさっぱりと食べられる。
帯広産どろ豚の生ハムがついてくるので、ちょうどいいおつまみです。
表面がマットに乾いた感じの生ハムいいよね。
ちょっとクセのある香り、野性味ある味わい、ずっと噛んでいられるやつです。
迷って決めたもの揃いました。「リンゴとセロリ、ブルーチーズのサラダ」。またこれも香り強いやつ。
しかも頼んでおいて何ですが、セロリは好きではありません。
苦手克服として、美味しそうな店で、美味しい味付けで食べてみるようにしています。
やはり美味しくいただけました。
自分じゃ作らない、食べられないものを堪能しております。
私のいる間に、スーツケースを持ったお一人様の女性も来店。
先客の若いビジネスマン二人組は、貯金ができないと嘆きながら、シメに油そばを一人前ずつ頼んでいる。若いっていいね。
お隣にも、お一人様の女性が着席。
IPAとリゾットを注文。迷いないファースト・オーダー、常連の模様。
いいね!そういうチョイスもいいね!と心の中で叫んでいる間にサクッと食べて私より先に帰って行きました。
これぞ平日仕事帰りの女子のサク飲み!
潔い姿に惚れる。
私にはまだつまみが残っているので、北海道のジュースカクテルという魅惑のカテゴリから「ソフトカツゲンと白葡萄酒」にチャレンジ。カツゲンってなんでこんなに美味しいんでしょう。
それが白葡萄酒で大人な味わいになっています。これ好きです。
今までの人生でカツゲンをこんな背の高いグラスで飲んだ事はありません。
カウンター上には本もあり、よくよく見ると気になる内容ばかりです。読書酒という知的な飲み方もありかもしれませんな。私はメニューに釘付けで今回は手を出しませんでしたが、次は昼間の読書酒でもやってみたいと思います。
この後、急に友人と合流することになり、ここは0次会ということになりました。
いつもよりおつまみ控えめにしておいて良かった。
2軒目はオカンが作る弁当のような茶色いものばかり食べたので、この素敵な雰囲気で今回は失礼致します。