欲望を叶えてくれる場所、すすきの。
2018.11.24 | ローカル酒場雪が降り出す前のとある日曜日。
友人とライブに行った帰り、へとへとのペコペコですすきのへ。
最近、行きたい店にフラれ続けていますが今日も2軒フラれ、ペコペコというかわいい表現も不相応な様子になってきました。
ふと気づけば五坪の前。
いつも満席なのに、席空いてるじゃないの!思いがけず、念願のすすきの五坪に着席!
表に面した10センチくらいか?という薄いカウンターは立ち食いでサッとカキを食べたい人、主に最近はアジア人観光客で賑わっています。
奥に5人座って満席くらいの椅子があるカウンターがあります。
飲み物も頼む人はイスのある奥カウンターに来ていいルールでした。
生牡蠣一筋と思ったが、限りなく屋外に近い寒さのため生6個と焼き6個に。
友人も牡蠣好きで良かった!まずは12個オーダー!
外の気温は8℃くらい。
ここのカウンターは外との間に牡蠣の焼き場があるので体感10℃くらいか。忙しく牡蠣を焼くお兄さんは半袖Tシャツなのですが、座ってるだけだと結構寒い。ビールが…ビールが進まない…
友人とアイトーク。
私「長居は無用」
友人「うむ」
焼き牡蠣来ました。牡蠣は最初にお通し的に一個必ずサービスでついてくるので焼き牡蠣8個!
半ナマで濃厚な味わい。
続いて生牡蠣。見た目ほぼ一緒ですが。
生牡蠣のつるんつるん食べられるさっぱり感が好き。
とろっとミルキーな牡蠣よりも、さっぱりと食べられるタイプの牡蠣が好きです。
経験則で厚岸産であることが多い。
あー食べた!
もう寒くて無理だ!
殻を真正面から捉えるとロックアート風。
サクッとお会計を済ませ、次の店へ移動。
冬にすすきの五坪に行く時は暖かい服装で。心にそう刻む。もう一人でも入れる。また行くぞ!
続きまして、五坪から徒歩30秒ほどの「焼肉リゾートハワイ」へ。名前が暖かそうだから来たわけではありません。ここは22時オープンなので、1軒目からここに行くことはほぼありません。開店するのを待ってました。
あいにくビル改装中で、どうやってもご機嫌なリゾート感を上手く伝えられませんね。
ここはマッコリいただきます。すごい寒かったのでビールとかハイボールとか飲めないというのもあるけど、マッコリ大好きです。
お肉はリーズナブルなホルモン系から、ちょっと贅沢な希少部位などなど、いろいろとあります。お肉以外のサイドメニューも豊富、そして美味しい。定期的に訪れたくなるお店です。
なかなか予約が取れない人気店「グルマンズいとう」の系列店で、お肉やタレなど、(多分)同じクオリティを気軽な雰囲気で食べられるのが魅力なのです。
22時オープンはなかなか遅めですが、朝8時まで営業してます。いつか朝焼肉をしてみたいと密かに思っています。朝まで飲み続けてのシメではなく、朝早起きして爽やかに焼肉食べにいくというやつです。
花咲きロース、サガリ、アブシンなどをオーダー。写真は花咲ロース。
焼肉の食べ方って人それぞれのルールがありますよね。私は、愛でながら1〜2個ずつ焼く派です。おかげで画が寂しい。2軒目なだけにさらにゆっくり1個ずつ噛みしめちゃう。花咲ロースです。
ここもカウンターがあるので、お一人様焼肉の候補店。カウンターということよりも南国感を演出するパイナップルが気になる。ちなみに店員さんはみんなアロハシャツです。
冷えた体にテールスープを。この白濁したやさしい味わい。沁みる。
ライブで消耗した体力回復ににんにくスープを。寒かったからって、2種類もスープを頼んでしまいました。
覚悟して食べたものの、翌日の自分がくさくてくさくて大変でした。
にんにく大好きだし、とても美味しいのですが、食べる時はどうぞお気をつけて。
放牧された乳牛は自分に必要な種類の牧草を本能的に選んで食べるそうです。
牡蠣食べ、肉食べ、にんにく食べ。
きっと私もライブに疲れた体がこれらを欲していたのでしょう。
そうじゃない日も、また行くでしょうけど。本能というより、欲望のままに。