1人飲みとパーマとドアガール。

1人飲みとパーマとドアガール。

2019.05.27 | フレッシュスタッフの飲み歩き

いつもは1人飲みをする場所を先に決めてネットで検索して気になった所に行く事が多い。

今回は直感を信じてスマホを禁じてお店を探す事にすると決めました。それで記事にできないようなお店にあたったとしてもそれも1人飲みの醍醐味だと思うので。

と威勢の良いことを言ったのは良いものの本当に店が決まらない。

すすきのの路地裏をひたすらぐるぐるする。お店の前で東京ケーキを焼いているおじいちゃんがいたりと新しい発見もありましたが、やっと決めた店がここ。

餃子とお酒茶とら

餃子屋の店長やっているのでたまには餃子でも食べようかという安易な考えで。

情報が全くないので少しドキドキしながらエレベーターに乗る。

看板が可愛いから女性店長なのかな??

アウェイな雰囲気だったらどうしよう。

などと考えていると…

チーン。

はい。綺麗なオチでした。

気を取り直して違う店に。

対面のビルにあったここに決めた。

北の料理花ぐるま

店内は昔ながらの居酒屋という感じで家のような雰囲気。

とりあえず目の前のポップにあるベジサワーを。

白髪の女将からお通しを。

鮭とフキの味噌煮。

家で自炊をする時はこういう優しい味わいのものは作らないからなんだかホッとする。まさにおふくろの味。

ここでメニューを見渡す。

中々のメニュー数に戸惑いながらも馬刺しをオーダー。

生姜とニンニクをつけると臭みが少なくて食べやすい。元々それほど臭みは強く無いが。

時間が早いせいか店内にはまたひとりぼっちだが今回は店員さんが優しく話しかけてくれた。

「どこから来たんですか??観光ですか??」

ん?普通に札幌だがなんでだろう??

ここに来る前に美容室でパーマをかけすぎたせいかもしれない。

ライオネルリッチーをイメージしてくれるとわかりやすい。

まさかパーマに助けられるとは夢にも思っていなかったです。

もう少し食べたかったのでつぶやきをオーダー。

実はもちろん貝殻の中の出汁が美味しい。

雰囲気もそうですが、料理もおふくろ感が強く懐かしい気持ちになりたい時にはオススメですね。

いつも一軒目で長居しすぎてしまうのでここらへんで店を後にする。

しばらくフラフラして辿り着いたのが第2桂和ビルに。

1階には4店舗の居酒屋が。

2階以降はスナックしかない。

この4店舗吟味し決めたのはここ。

道産酒場おがる

他の店舗は敷居が高く感じたので。

入ろうとドアに手をかけた瞬間ドアが自動で開く。中から常連と思われる女性が丁度出るところでドアガールを。

「おかえりなさい」

と僕に一言。それだけで良い店だと確信する。

カウンターに座り氷結レモンサワーを。

50代ぐらいの夫婦で切り盛りしているようだ。

お通しがとても豪華。

右から芋の煮込み、揚げ納豆、カレーポテサラ。お通しが美味しいと、この後が楽しみになる。

大将からウドは好き?と聞かれイエスというとウドの天ぷらがサービスで出てきた。

とても陽気で素敵な40歳ぐらいの大将。

そこでさっきのドアガールがお手洗いから帰還。

「若いお兄ちゃん横で飲んでいいかい?」

と言いながら返事をする前に横に座る。

僕の祖母と同じぐらいの年齢だろうか?

ウドをつまみに酒を飲む僕。

僕をつまみに酒を飲むドアガール。

とにかく楽しそうにしてくれて僕も嬉しい。

次に頼んだのは、色々山かけ。

このタイミングで大将が、

「お兄ちゃん沖縄の人かい??」

パーマってすごい。

生粋の道産子ボーイでございます。

そこから色々と話しが弾み一気に距離が近くなる。

にんにくのホイル焼きをオーダすると、

出来上がった料理を目の前のガラス越しに渡そうとする大将。

「いや!!ガラス!!ガラス!!」

とツッコミ店内に笑い声が響き渡る。

祖母と同い年ぐらいのドアガールとハイタッチをする僕。

1人飲みをしていてこんなに笑った事は今までなかったきがする。

その後は鶏肉の甘唐揚げを頼んで今日の1人飲みは終了。

本当に素敵なお店で大将と奥さんの人柄最高に良かった。明日にでもまた行きたいと思えたお店は久しぶりで、楽しい1人飲みでした。

北の料理 花ぐるま
営業時間:17:00~1:00
定休日:不定休
TEL:011-521-4498
住所:札幌市中央区南5条西3 恵会館 2F・3F
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道産酒場 おがる
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜日
TEL:011-512-2870
住所:札幌市中央区南6条西3 第2桂和ビル 1F
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