おひとりジンギの下見へ行く 琴似編

おひとりジンギの下見へ行く 琴似編

2018.05.24 | ローカル酒場

「1人焼肉できる派」というと、結構引かれます。だいたい半笑いで。
しかし、基本シャイなので、どこでもいけるわけじゃあない。
数人で何度か行った後に、ここは大丈夫だな、と思ったら1人で行く、要するに「慎重に1人焼肉行く派」です。

1人でジンギスカン屋に行きたい、しかしまだ1人で行けるジンギスカン屋がない。
そんなわけで今日はまず様子見に、友人と二人で訪問です。

函館の人気店が琴似にやってきた、その名も、『名前はまだ無い』。
塩ジンギスカンが名物らしい。
まだ名前決まってないのに二号店できちゃって大変だな〜

前回の1人飲み「5坪」に続き、こちらも名前がそうなだけだよね。
そろそろいちいちネーミングに引っかかるのは卒業しよう。 暇な方はこちらも→「花見の後の酒、骨身に沁みる」
外観撮影忘れたので公式facebookより拝借しました。オープンしたて時のワイドな画。

さて、まず一杯。
最近メニューの最初にビールと書いてない店が多いし、レモンサワーが目につきますね。サワー人気。
まんまと流行に踊らされるタイプなので、メニューの先頭にあった”やみつき”パンチレモンサワーをオーダー。
ジュースのような飲みやすさ。パンチ要素がそうさせるのか。

函館の一号店は少し前に「ヒルナンデス!」で、水トちゃんがもう1度食べたいベスト5とか、なんかそういう特集で1番になったらしいですね。すごいですね。
平日と思って予約もせずにふらっと行ったら、9割埋まっていて、カウンターはラスト2席に滑り込み。
店内は洒落てますが、店員さんの雰囲気がとても良いので、1人ジンギ候補としてだいぶいい。

塩押しなれど、タレの皿がやけにでかい。

コンロに写り込み、オーダーの2倍の肉が来た気分。

名物は「塩ジンギスカン」って聞いていたけど、よく見ると「塩ネギジンギスカン」でした。
ネギの存在感が大きく、塩というよりごま油の存在感が大きい。
何が好きってごま油が好きなので、だいぶいい。

ネギはひとまずよけて、肉を両面焼いてから、ネギを乗せ、焦がさないように食べるのです。

生肉を箸で扱わないようにトングがスタンダードになった昨今、この生肉の上にネギが乗って来て、ネギは焼かずに、肉が焼けてから乗せて食べてねっていうシステムって、トングシステムと、なにかこう、相反する感じがするのは自分だけでしょうか。
トングなくても気にしない、お腹こわしたら私が悪いと思う、大雑把な人種なので別にありなんですけども。
余計なこと言ってしまいました。

〆には海老カレーか海老ラーメン。これはラーメン。

系列店のカレー屋さんのカレーや、そこのシェフが監修したという海老ダシのラーメンがあるのです。
量も価格も抑えめで、これなら1人でも、ここだけで〆まで楽しめて大満足じゃないか。
シェフ監修だけあって、上品なダシの取り方をしているであろう、品のあるラーメンでした。

余談。店内も洒落てるが、メニューも洒落てる。
雑誌POPEYEでも開いたかと思うほど。

こんな洒落た店なのに、店員さんはみんな親しみやすく、さらに帰り際に「ゲームしてって下さい」と。

何かと思ったら、黒ひげ危機一発。
ナニソレ?という世代もいるのだろうが、あえて説明は割愛。(写真撮れなかったし)
3本の剣を与えられ、黒ひげにヒットしたらクーポンをくれるとの事。
1本目、友人が刺すも、シーン。
2本目、わたし。
こういう時に当たった試しがないと言いながら、見事に黒ひげが吹っ飛びました、テーブル席の奥の奥の方まで。

2本目で吹っ飛ばせると800円のクーポンを進呈されます。やったね。
久しぶりに黒ひげにチャレンジしたいといういう方はぜひ行ってみて下さいね。

〆まで食べたのに、琴似に来たら寄らずに帰れない、おじさん達の聖地、「ふる里」にも寄って、帰路につく。
琴似にはまだまだ行きたい店があるので、また。

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名前はまだ無い 札幌総本店

北海道札幌市西区琴似1条2-5-1
Tel 011-676-7871
営業時間 17:00~23:00
定休日 日曜日
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きんちゃん
きんちゃん
編集担当きんちゃん。年々酒が体に入っていかなくなって来たが、酒場の雰囲気とつまみが大好き。