0次会の楽しさを知る
2019.07.15 | ちょいと入門木曜日の夜。
友達とご飯を食べるため、大通にやってきました。
待ち合わせまでまだ30分あります。
食もアルコールも多く摂取できなくなってきましたが、今日は体調が良い。
0次会、行っちゃうぞ。
いつもいっぱいでなかなか入れないなぁと思っていた「せいすスタンド」に、ちょっとした隙間を発見。
さっそく滑り込んでみました。
せいすスタンドは立ち飲み。
席がないので満席という概念があるかどうかはなんとも言えません。
知らない店に1人で入れる図々しさと、すし詰め状態のカウンターにぐいぐい入って行けない消極性を併せ持つややこしいタイプのヒトリノミストです。
ここはコの字とL字をくっつけたようなカウンターで結構人数が入れると思います。
1周800mのトラックで言うと500mくらい。
わかりやすいようなわかりにくいような。
実際に体感してください。
2人連れ多し。
2人連れで混んでる時に1人で入るというのもちょっとハードルありますよね。
そんな時は1人客の横が狙い目です。
女子の1人飲みが多いと耳にしたことがありましたが、今ここに1人飲み女子は私だけです。
そんな日もある。
お通しはないので、フードも1品頼んでね、と言われます。
はーい。
オススメ酎カクテルの中から、酢橘酎トニックを注文。
トニックウォーターが好きです。
すだちも好きです。
間違いなく私の好きな飲み物です。
ワイングラスで提供してくれます。
アテはズワイ蟹の雲丹あえ。
夏がやってくると思う、「雲丹が食べたい」
素直に雲丹の文字に食いつきました。
前のめりな雲丹欲とはうらはらに、お上品な雲丹具合でした。
いくら和えな気分でいただきます!
いろいろ他にも気になるアテがあるのだけど、0次会なので我慢。
人気だというサバサラが食べたかったが、案外多そうだったので勇気出ず。
ただ、全体にお1人様サイズのようです。ちょこっとずつつまめて嬉しいですね。
お店は大きいのれんがかかっていて程よい目隠しになっていますが、ドアは開いていて開放感があります。今日は風が強くてのれんがぶんぶん舞っています。
ちょっと肌寒い……
あったかいお酒が飲みたくなり、イチオシのダシ割酒に手を出します。
日本酒と焼酎、温か冷が選べます。
迷わず日本酒の温にする。
お好みで一味や胡椒をどうぞと言っていました。
すぐ酔いが回るので日本酒を1人で立ち飲みで選ぶことはほぼありません。
しかし、本当は飲みたい。
ダシ割は日本酒なのに割りものでアルコールダウン。
ダシの塩気でアテも兼ねている気すらします。
一石二鳥どころではありません。
私の希望を汲み取ってくれる救世主に出会った気持ちです。
ダシ割のアテにと、シラウオ唐揚げを追加で頼みました。
が、思いの外、時間がかかりタイムアウトしてしまいました。
待ち合わせに行かねば・・・!
作ってる様子もなかったのでオーダー漏れたかなと気軽にキャンセルすると伝えたのですが、厨房は隣(ではない気がする)のソルトモデラートと系列店でキッチンを共有しているんだそうです。用意してたかもしれませんね、ごめんなさい。
スタッフの方がみんな片耳イヤホンをしていて、こんな狭い店内で何に使うのかと不思議に思っていたのですが、謎が解けました。
ここには見えないキッチンがあります。
そのため充実したアテの品揃えなのですね。
後ろ髪を引かれつつ退散。
また訪れたいと思います。
ここからは2人飲みです。
すすきのに移動して、バールトップへ。
カウンターがあるので1人飲みにも良いお店です。
店員さんの雰囲気、サービスもとても気持ち良いのでオススメ。
シェフが代わったそうで、メニューが一新されてから初訪問。
以前よりもレストラン的なメニューになったように感じます。
何を食べても美味しいという点は変わりません。
前菜とメインをオーダー。
0次会で日本酒を嗜んだ私ですが、気を取り直してカクテルで再スタート。
前菜は季節のもので。水ナスと生ハムのサラダ。
水ナスのみずみずしさも、旬ならでは。
美味しいとしか言えない。
注文したトリッパの煮込みがちょうど品切れしていたのですが、メニューに載っていない近いものでと、牛もつの煮込みを出してくれました。
これがまた美味しい。
今日はずいぶんいいもんばっかり食べてる気がする。大人になったものです。
メインは豚肩ロースのグリルにしました。
1人ずつ盛って出してくれる心配り。これ×2皿です。
っていうか、ボリュームすごくないですか?
2人前の間違いではないかと思いましたが、1人前でした。
1人で飲みに来た時はメイン料理のボリュームをどうぞご確認ください。
豚のお供はスパークリングワインのグラスをいただきました。
おなかも気持ちもいっぱいいっぱいです。
良い1日、良いお酒、いただきました〜。